鋼管杭施工管理士検定試験委員会

資格試験案内

2023年度鋼管杭施工管理士検定試験案内

 「鋼管杭施工管理士」は施工の専門性と地中部における鋼管杭の施工品質の信頼性の向上の観点から、鋼管杭施工の知識及び技術の普及と高度な能力を有する施工管理者の育成を図るために設立した鋼管杭の施工管理資格です。
 本資格は現在「建築工事監理指針〔令和元年版、(一社)公共建築協会〕」には鋼杭地業における施工管理技術者資格として、また「杭基礎施工便覧〔令和2年版、(公社)日本道路協会〕」には杭の施工を管理する責任者資格として公的に認められています。
 検定試験は2018年度から実施しており、2023年度は以下の要領で検定試験を実施します。多数の方々が受験されることをおすすめします。
 今年度は本年5月に新型コロナ感染症が2類から5類に変更になったことも考慮しながら、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、1枡配置(1人/机+2人/机の交互配置)や試験実施者のマスク着用など講じて、実施する予定ですが、コロナ禍の状況によっては、方法等を変更することがあります。その場合にはホームページに公表しますので、ご覧下さい。

鋼管杭施工管理士検定試験委員会

2023年度鋼管杭施工管理士検定試験概要

1.試験日時     2023年11月19日(日) 13時~16時(受付開始12時~、着席12時40分)


2.試験会場
     全国4箇所(新型コロナウイルス感染防止対策を講じて行います。)

受験地 定員 試験会場 住  所
 仙台  32  フォレスト仙台  〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-45
 東京  120  ビジョンセンター浜松町  〒105-0013 東京都港区浜松町2-8-14
 大阪  75  大阪科学技術センター  〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4
 福岡  35  リファレンス駅東ビル  〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1-16-14


  

3.申込受付期間
  2023年9月1日(金)から2023年10月20日(金)試験委員会必着
  (第1希望地が定員を超えた場合には第2希望地で受験して戴く場合があります。)


4.検定試験対象者

  ①鋼管杭・鋼管矢板施工会社の「杭工事管理者」を含む技術者、技能者
  ②基礎に関わる発注者、設計者、元請技術者等


5.受験資格

学歴 実務経験年数 実 務 経 験
指定学科 指定学科以外
 大学・大学院 1年6ヶ月以上 2年6ヶ月以上 基礎工事に関わるすべての職務経験注)をいう。ただし、基礎工事には鋼管杭または鋼管矢板工事1件以上を含むものとする。
なお、基礎工事の職務経験があっても鋼管杭または鋼管矢板工事に関わる職務経験がない場合には、鋼管杭の施工管理に関する技術講習の受講(過去5年間で1回の受講)をもって鋼管杭または鋼管矢板工事の職務経験を有すると見なすものとする。
注)基礎の設計施工、施工監理等(補助者としての経験も含む)
 短期大学・高等専門学校 2年6ヶ月以上 3年6ヶ月以上
 高等学校 3年6ヶ月以上 5年6ヶ月以上
 その他 8年以上

*:指定学科とは、土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、海洋土木を含む)、建築工学、機械工学、都市工学、建設工学、建設基礎工学、
  電気工学、地学、地質学、資源工学、衛生工学、交通工学、安全工学、環境保全工学、計測工学などの理工系学科

**:鋼管杭の施工管理に関する講習会としては「鋼管杭施工管理技術者育成講習会」があります。

6.受験料    19,500円(振込み手数料はご負担下さい。)

※以下の銀行口座にお振込み下さい。
※納付いただいた受験料は原則として返還いたしません。

金融機関 支  店 口  座 番  号 名  義
みずほ銀行(0001) 兜町支店(027) 普通 2279942 鋼管杭施工管理士検定試験委員会

7.試験問題構成・内容と合格基準
  四者択一式問題と記述式問題

試験項目 問題数 問題内容
四者択一式問題 基本問題(一般) 17 基礎知識、安全・環境・法令他
基本問題(倫理) 3 技術者倫理
設計・施工問題 45 設計、鋼管杭・鋼管矢板の施工・施工管理
合計 65
記述式問題 2 鋼管杭・鋼管矢板の施工・施工管理

合格基準は全体で正答率60%程度
〔四者択一式問題では基本問題(一般)、基本問題(倫理)、設計・施工問題項目で足きりあり〕

8.受験申込み方法
  (1)提出書類(①~③は必須資料です。鋼管杭施工管理技術者育成講習会の受講修了書があっても②の実務経験証明書は必要です。

  • ① 2023年度「鋼管杭施工管理士検定試験」受験申込書
    ※別添の受験申込み用紙をプリントアウトして必要事項をご記入下さい。
    ※受験地は必ず第2希望地も選択して下さい。
    ※顔写真(1枚、縦4cm×横3cm、6ケ月以内に撮影したもので写真専用紙 にプリントしたものに限ります。写真の裏に氏名を記入し、本書の所定の位置にご貼付ください。
  • ② 鋼管杭または鋼管矢板の施工に関わる実務経験証明書
    ※別添の実務経験用紙をプリントアウトして必要事項をご記入下さい。
    ※現勤務先の所属長(本社、支店または営業所、現場事務所等の長)の証明が必要です。受験者が事業主の場合にはご自分で証明して下さい。
    ※鋼管杭または鋼管矢板工事に関わる実務経験がない場合には、本証明書のほかに2018~2023年度の「鋼管杭施工管理技術者育成講習会」受講終了証のコピーを添付して下さい。
  • ③ 受験料の振込み明細書
    ※コピーを①の受験申込書の裏に貼付して下さい。なお、会社等で纏めて申込む場合は別途A4紙に受験者名を列記して、その下に振込み明細書のコピーを貼付して下さい。

  ※ご提出いただいた個人情報は試験実施の際の本人確認、受験者台帳の作成、試験合格証、資格認定証および更新講習会に関する
   連絡に使用し、目的外には使用しません。また個人情報は関係法令に従って保管します。

  (2)受験申込み方法

  • ① 申込み先
    鋼管杭施工管理士検定試験委員会
    〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町3-2-10 鉄鋼会館6階
    TEL:03-3527-2231
    URL:http://www.sppshiken.com
  • ② 申込み方法
    簡易書留郵便でお願いします。
    会社、職場で纏めて申込んで戴ければ幸甚です。(申込み方法がご不明な場合にはお問合せ下さい。)

9.受験票発行
  受験申込手続きが完備していることを確認後、受験者のご希望送付先に簡易書留で郵送します。
  送付先が不在の場合には1週間の保管期限が過ぎれば戻ってきますので、出来れば送付先は勤務先にして下さい。
  10月末日までに受験票が届かない場合は上記申込み先にお問合せ下さい。

10.合格通知
  試験日から2ケ月後程度以降に試験委員会ホームページに合格者の受験番号を発表し、合格者には合格証を簡易書留で郵送します。

11.資格登録手続き

合格者には合格証とともに携帯用資格認定証発行申請書を郵送しますので、必要事項をご記入のうえ、認定料(6,000円)の振込み明細票のコピーを上記申請書の裏に貼付して、試験委員会に簡易書留で郵送して下さい。

12.登録と資格認定証の交付
  上記11の手続者には試験委員会に備える「鋼管杭施工管理士」登録原簿に登録し、携帯用資格認定証を交付します。

13.資格の有効期間

  • (1)資格の有効期間は試験合格の翌年度初めの4月1日から5ヶ年とします。
  • (2)残りの有効期間が1ヶ年をきった年度の更新講習受講により更新します。

14.その他

  • (1)試験当日は「受験票」、「筆記用具(濃い鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)」をご持参下さい。
  • (2)新型コロナウイルス感染防止策として以下の取り組みをします。
    待合場所等における密集回避、手指の消毒、マスクの着用、受験者席のソーシャルディスタンス確保他をお願いします。
    また受付前に非接触体温計で体温を測定し、37.5度以上の方は受験出来ません。
  • (3)不明事項のお問合せまたは試験当日のご連絡等については以下にお願いします。
    鋼管杭施工管理士検定試験委員会
    〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町3-2-10 鉄鋼会館6階
    TEL:03-3527-2231
    E-mail:iinkai@sppshiken.com

以上